2011年03月23日
東北関東巨大地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。


3月11日の巨大地震、本当にビックリしました。前日まで上野広小路亭でトリを務めておりまして、11日は家でゆっくりしていたところグラグラッ、側に娘が居たので、『あっ、地震だから庭に出ようか』と、外に出た途端にガタガタッ、グラグラッと強烈な揺れが、それもかなり長く。余りの大きな揺れにまるで家や周りの景色が蜃気楼のように大きくゆらゆらと動き、このままじゃぁ家が倒れるんじゃないかと思い、思わずしゃがみ込んで拝みました。ようやく揺れが収まって、『一体震源はどこだろう?』とテレビを見ると東北一体全部!ビックリして福島は須賀川の実家に電話するもつながらず、情報はテレビのみ。時間の経過とともにその被害がまるで現実のものじゃない程の大災害の映像が流れ、そして大津波発生で悪夢のような大惨事。テレビ画面から見るその凄まじさはまるで映画を見ているようで信じられません。その後実家に何十回か電話して(70回は確実にしました)ようやくつながり『大丈夫?』と聞くと、屋根瓦が全部落ちて、外壁に亀裂が走り、家の中は一部の天井と壁が剥がれたとか。報道では大津波被害が大きく報道されているので(沢山の尊い命が亡くなっているので当然ですが)、その他の地域は比較的被害は少なかっただろうと思いがちですが、全県的に大きな被害を受けているんです。しかし両親が言うには、『命が助かっただけでも有難いと思わなくっちゃね。大勢の方が亡くなっているんだから本当に可哀想で可哀想で・・・』。本当にその通りですね。余りにも亡くなった方々が多過ぎます。『1、000年に1度の巨大地震』と、ある評論家が言ってましたが、それが11日のあの日に・・・、『ま・さ・か』ですね。
あれだけの大災害でしたので当然ですが原発問題、電気、食料、ガソリン、灯油、その他言ったらキリが無いほど問題山積みです。が、少しずつ少しずつ回復に向かって動き出しているようです。私も、『これから自分に出来る事は何か?』を考えてを行動して行こうと思っています。
被害に合われた皆さん、やる事が多過ぎて身体も心もお疲れになっていることと思いますが、どうぞ希望を持って前に進んで行って下さいね。皆様にこれから明るい未来が待っている事を願って!

2011年03月01日


2月は今年最初の『独演会』が7日にお江戸日本橋亭にて、超満員のお客様にて開催されました。とにかく客席が目いっぱいの状態でしたのでお客様方には本当に窮屈な思いをさせてしまいまして申し訳ない思いがしました。以前1度同じことがありましたが、以後本当に気をつけなくてはと思います。すみませんでした。又、満員の為にチケットを販売出来なかったお客様には心からお詫び申し上げます。是非又宜しくお願い致します。
でも帰りにご常連の何名かの方々から、『くたびれたけど面白かったよ!』、『笑ったから窮屈なのを忘れてたよ!』という有難ぁーいお言葉を頂き、心配で冷えていた私の心がポッと温かくなりました。頭が下がります。
当日の演目は創作落語が『昭和40年代の変な唄』、古典落語が『片棒』でしたがお客様に大いに喜んで頂けたようでホッとしました。次回の古典は『源平盛衰記』(予定)、創作は『心に染みいるあったかい一席を!』(予定)と思っていますので、次回6月13日(月)はどうぞ宜しくお願い致します。
2月は他に、『世界文化遺産出前〜高座!』の講演が埼玉県秩父市の市立西小学校さんで行われ、又、『男女共同参画』の講演で福島県郡山市に参りました。世界遺産の講演は約1年ぶりなので『大丈夫かなぁ−?』と胃酸(いさん)が出るほどのプレッシャー、男女共同参画の講演は約半年ぶりなので『うまくいくかなぁー?』と△(さんかく)の注意注意で、それぞれ反応がすっごく心配でしたが、どちらもスタッフの皆さんとお客様方に助けられ無事終了!終わった後に美味しくビールをグイッと飲れご機嫌ご機嫌!やっぱりプレッシャーの掛かるお仕事は大変ですが、その分終わった後の喜びは又格別です。『これからもどんどん新しい事に挑戦!』と改めて思います。

2010年12月17日

11月17日にお江戸日本橋亭での今年最後の『独演会』がありまして、又大勢の皆様方にご来場頂きました。今回も又雨が降っちゃいまして何人かのお客様から『幸丸さんの会の日はどうして   こう雨が多いんですかね?』と聞かれ困ってしまいます。しかし、『何故?』って私が天に聞きたいくらいですね、ホント。でも、雨が降るのは『お客様が降り込む』と言ってご来場者が多くなりそうで   逆に縁起が良い。お金だって振り込まれるのは嬉しいですもんね。ものは考えようです。雨にも関わらず大勢の方々にお越し頂ける私は幸せ者です。感謝!
今回の演目は、福島県喜多方市出身の「日本のナイチンゲール」、「福祉の母」と言われた『瓜生岩子伝』。知らない人が多かったのですが反応は思っていた以上で『創った甲斐があったぁー! 良かったぁ!』と、ご機嫌な一席になりまして、私の宝の噺になりそうです。
そして来年は、大物政治家であり武勇伝の多い『後藤新平伝』を、と思っています。この人は我が故郷は須賀川市と大きな結びつきがあり、面白いエピソードが相当ありますので乞うご期待!
それでは皆様今年1年有難うございました。そして又来年もどうぞ宜しくお願い致します。良いお年をお迎え下さい!



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